2018年10月より認知症予防を目的として株式会社公文教育研究会と業務提携し、当社の主要な販売チャネルである信用金庫とともに地域住民向けに「認知症予防セミナー」を開催しています。
また、脳の健康づくりを行う「脳の健康教室®」を導入し、本社所在地の地域の皆さまを対象に開講しています。当教室を通じて、受講者の皆さまの脳の健康づくりをサポートするとともに、コミュニティの場として地域に暮らす人々とのつながりを支えています。
CSRの取組み
社会貢献活動について
社会貢献活動の基本方針
フコクしんらい生命は、生命保険会社としての高い公共性を認識し、本業での活動を通じて社会の発展へ貢献することを第一とします。
一方で、社会の公器としての存在を自覚し、豊かな社会を実現するために、私たちの身近にある社会的課題の解決に向けた活動に取り組んでいきます。
各種取組
認知症の正しい知識と予防についての啓発活動
・「認知症予防セミナー」と「脳の健康教室®」の開催
・認知症サポーター養成講座の開催
認知症を正しく理解し、当事者およびそのご家族が安心して暮らせる地域社会作りに貢献するため、全役職員を認知症サポーターに養成することをめざして養成講座を定期的に開催しています。
認知症サポーターとは
認知症について正しく理解し、当事者や家族を温かく見守り、支援する応援者です。
厚生労働省の「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として、全国で養成されています。
障がい者スポーツの振興支援
障がい者の新しい雇用開発と障がい者スポーツの振興を目的に設立されたシーズアスリート(福岡市中央区)に協賛し、障がい者スポーツ振興の支援を行っています。
2013年4月より、シーズアスリートに所属するゴールボール選手(視覚障がい者)を雇用し、新宿区内の学校などで、ゴールボール体験授業を開催しています。当社では、この授業が、障がい者への理解促進だけでなく、多くの学びをもたらす点に着目しています。
ゴールボールとは
目隠しをしながら鈴の入ったボールを転がし、ゴールに入れることで得点する視覚障がい者の球技で障がい者スポーツのひとつです。第二次世界大戦の傷痍軍人のリハビリテーションとして考案され、ヨーロッパでは盛んに行われています。昭和51年よりパラリンピックの正式種目となり、日本には昭和57年に紹介されました。
・一般社団法人 日本ゴールボール協会(JGBA)
ホームページアドレス http://www.jgba.jp
・障がい者スポーツ選手雇用センター シーズアスリート
ホームページアドレス https://athlete.ahc-net.co.jp
「アイシティecoプロジェクト」への賛同
「アイシティecoプロジェクト」(HOYA株式会社が運営)に賛同し、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収する活動を行っています。回収した空ケースは、「アイシティecoプロジェクト」を通じたリサイクルにより再資源化されています。
また空ケースの売却代金は、公益財団法人日本アイバンク協会へ寄付され、視力を再び取り戻したいと願う方たちのために役立てられています。
ダイバーシティ&インクルージョンの推進について
DEIB※の推進について
※ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギングの略。
2024年6月、これまでの当社のダイバーシティ&インクルージョンの考え方に、「エクイティ(公平性)」と「ビロンギング(帰属性)」を加えた「DEIB」の考えのもとでさらに推進していくことを社長から全役職員に通知しました。「ダイバーシティマネジメント」を重要な経営戦略と捉え、性別、年齢、人種、国籍、障がいの有無、性的指向、性自認などにかかわらず、多様な人財が尊重されて活躍できる職場づくりをトップダウンで推進しています。
各種取組
ワーク・ライフ・バランス推進
社員が均しく活躍できる環境を作るために、多様なライフイベントのなかでも、特に就業が中断されやすい育児や介護に関連する制度を充実させています。男性育児休職については、男女問わず育児休職を取得しやすい職場環境を形成するため、「産後パパ育休」、「育児休職」、「年次有給休暇」の区分を問わず、1か月以上の取得を推奨しています。
また、「二週間休暇」という長期休暇を導入しています。この休暇制度は、業務継続に対する組織力強化や訓練でもあり、ワーク・ ライフ・バランスだけでなくリスク管理という観点からも推進しています。こうした取組みにより、これまでに以下の評価をいただいています。
- ・2010年度 次世代育成支援企業認定マーク(くるみん)取得
- ・2011年度 東京ワークライフバランス認定企業(育児・介護休業制度充実部門)選定
- ・2013年度 新宿区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度
ワーク・ライフ・“ベスト”バランス賞受賞 - ・2014年度 東京ワークライフバランス認定企業(休暇取得促進部門)選定
- ・2018年度 次世代育成支援企業認定マーク(プラチナくるみん)取得
- ・2019年度 新宿区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度
ワーク・ライフ・バランス推進優良企業受賞
女性活躍推進および障がい者雇用促進
2013年に、社長名で「女性の活躍推進宣言」を社内外に発信するとともに、「活躍機会の拡大」を柱に取り組んでいます。
また、職場環境の整備や業務の切出しなどを行って障がい者雇用を進め、共生社会づくりに寄与できるよう取り組んでいます。
性的マイノリティ(LGBTQ)への理解促進・環境整備
性的マイノリティ(LGBTQ)について理解を深めるための研修を実施し、当事者のインタビュー記事を社内ポータルサイトに掲載しています。また、慶弔見舞金規程では、婚姻に関する記述を「婚姻するときまたはパートナーシップ制度により婚姻に相当する関係を結ぶとき」と定め、配偶者に関する記述を「配偶者またはパートナー」としています。
多様な働き方の推進
柔軟な勤務により効果的に業務を遂行する生産性向上を伴ったワーク・ライフ・バランスの推進を目的として、テレワーク(在宅勤務・モバイルワーク)および時差出勤勤務を実施しています。
また、育児や介護事由だけでなく、治療と仕事の両立支援のための勤務時間短縮の措置を導入しています。
その他、フコク生命グループの一員として、フコク生命が主催している社会貢献活動にも参加しています。