健全性・収益性

(2025年5月現在)
当社では日本格付研究所(JCR)より保険金支払能力について「AA」の格付けを取得しています。
※格付けはあくまでも格付会社の意見であり、保険金の支払い等について保証を行うものではありません。また、格付会社が継続的に格付けを監視するものであり、将来的には変更される可能性があります。
<格付けの定義> |
AAA |
債務履行の確実性が最も高い。 |
AA |
債務履行の確実性は非常に高い。 |
A |
債務履行の確実性は高い。 |
BBB |
債務履行の確実性は認められるが、上位等級に比べて、将来債務履行の確実性が低下する可能性がある。 |
BB |
債務履行に当面問題はないが、将来まで確実であるとは言えない。 |
B |
債務履行の確実性に乏しく、懸念される要素がある。 |
CCC |
現在においても不安な要素があり、債務不履行に陥る危険性がある。 |
CC |
債務不履行に陥る危険性が高い。 |
C |
債務不履行に陥る危険性が極めて高い。 |
LD |
一部の債務について約定どおりの債務履行を行っていないが、その他の債務については約定どおりの債務履行を行っているとJCRが判断している。 |
D |
実質的にすべての金融債務が債務不履行に陥っているとJCRが判断している。 |
※AAからBまでの格付記号には同一等級内での相対的位置を示すものとして、プラス(+)もしくはマイナス(-)の符号による区分があります。
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(2024年度末)
ソルベンシー・マージンとは「支払余力」という意味です。大幅な環境の変化によって通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる「支払余力」を有しているかどうかを判断するための行政監督上の指標のひとつがソルベンシー・マージン比率です。
ソルベンシー・マージン比率は「ソルベンシー・マージン総額÷(リスクの合計額×1/2)×100」の算式で計算されます。ソルベンシー・マージン比率が200%を下回った場合は監督当局によって早期是正措置が取られ、逆に、200%以上であれば健全性についてひとつの基準を満たしているとされます。

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(2024年度末)
実質資産負債差額とは、時価ベースの資産の合計から、価格変動準備金や危険準備金等の資本性の高い負債を除いた負債の合計を差し引いて算出するものです。(実質資産負債差額A)
当社の2024年度末における実質資産負債差額Aは負の値となりましたが、保険会社向けの総合的な監督指針にもとづき、満期保有目的の債券および責任準備金対応債券の含み損益を控除した場合の実質純資産(実質資産負債差額B)は正の値であり、保険金等の支払に備えた流動性資産も確保しています。
実質資産負債差額Bが正の値であり、かつ、流動性資産が確保されている場合には、実質資産負債差額Aが負の値であっても、原則として監督当局は業務停止命令を発出しないこととされています。
実質資産負債差額A |
実質資産負債差額B |
△204億円 |
946億円 |
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(2024年度)
基礎利益とは、保険本業の収益力を示す指標のひとつです。ここでいう保険本業とは、収納した保険料や運用収益から保険金・年金・給付金などを支払うことや、将来の支払いにそなえるために責任準備金を積み立て、運用することなどをいいます。
2024年度の基礎利益は101億円となりました。